International Resuscitation Science Symposiumの開催にあたり
2009年春のILCOR 会議が大阪で開催される運びとなりました。アジア蘇生協議会(RCA)がILCORに加盟した2006年からわずか3年後に、このように重要な会議を主催できることをJRC, RCAとして大変光栄に思うとともに、その責任の重大さを感じています。この会議では2010年版のCoSTRの趨勢が確定することとなるため、ILCORとしても非常に重要視しているところです。
JRCおよびRCAでは世界の各分野の研究者が一堂に会する貴重な機会に、International Resuscitation Science Symposium(I-ReSS)を主催することにいたしました。ILCORで中心的に活躍している13名の研究者に、それぞれの専門領域における最先端のトピックを紹介していただきます。講演には日本語への同時通訳を設定していますので、講演内容も十分にご理解いただけるものと思います。
I-ReSSの内容をさらに深く理解していただくため、講演会場では抄録集を、また、講演後には講演内容を詳細に解説したプロシーディング集を配布いたします。講演の様子を記録したDVDも作成・配布(有料)する予定です。すべての講演者が抄録およびプロシーディングのための原稿執筆を快く引き受けてくれたばかりか、日本・アジアの皆さんに講演できることを楽しみにしていると語ってくれたのは幸いでした。
講演のトッピクのいくつかについては、日本国内のevidenceに関する状況説明を予定しています。また蘇生に関する皆様の研究成果を発表していただくためのポスター・セッションも設けました。どうか奮ってご応募ください。ポスター会場には、蘇生に関する最新の資器材も展示されます。
I-ReSSについてはILCORを中心に世界各国の研究者が興味を持っている様子です。
I-ReSSが、まさに「国際的な」シンポジウムになることを確信しています。
最後になりましたが、後援を引き受けてくださった厚生労働省、文部科学省、総務省、日本救急医療財団、および、組織委員をお引き受けいただいたJRC構成団体の長、各委員に心からお礼を申し上げます。
I-ReSSの準備が、笠貫事務局長、丸川副事務局長、畑中実行委員長、財務委員、実行委員ほか多数の方々の献身的な努力により順調にすすんでいることを感謝の意を込めて申し添えるとともに、どうか、I-ReSSがこの精力的な準備にふさわしい成果を挙げることができますよう、多数の皆様のご参加をお願い申し上げる次第です。
国際蘇生会議会頭 岡田和夫